マーケットを離れ、お昼ごはん。
ベルギーではムール貝がバケツ(というか、鍋)に入ってサーブされる。
去年、パリのムール貝専門店で食べた「ムール貝のクリーム煮(バケツ)」が
すごく美味しかったので、ぜひ本場でも・・・と思っていたのだけれど、
こういう時に限ってムール貝屋さんが見つからない。
あまり時間もないので、ベルギービールが揃ってるお店へ。
昼間っからビール。贅沢でいいですねぇ。
日本みたいにキンキンに冷やしてないけど、ちょうどいい旨さ。
クロケットをおつまみに選んだけれど、夕べ飲み過ぎたワインのせいか、
どうも胃がもたれてる・・・せっかくの料理が口がまずくて食べきれない。
ベルギーはフランスよりグルメな国という話なので、今度来ることがあったら、
ちゃんと美味しく食べれるように飲み過ぎには注意、です。
失望の食事を終え、ノートルダム大寺院へ。
入ってビックリ。入場料、4ユーロ。教会で入場料とるところって初めてです。
隅っこから見るにはタダなんだけど、内部に行くには(ルーベンスの絵を見る
には)払わねばならない・・・まぁ、ここは信者というより観光客が多そうだから
(実際、教会内には各国語の案内パンフレットがおいてある)お布施がわりと
いったところだろうか。
ともかく。教会内部は素敵な作りだった。
吹き抜けの天井に施された、明かり採りのステンドグラスもきれい。
正面にはルーベンスの最高傑作である祭壇画「キリスト昇架」「キリスト降架」
「聖母被昇天」の3枚が鎮座。市内には「ルーベンスの家」があって、そこでも
彼の作品は見れるらしいけれど、宗教画はやはり教会のきーんと張りつめた
空気の中で見るのが一番いいかも、と思った。
この教会は、アニメ「フランダースの犬」の舞台のひとつ。
ネロとパトラッシュが最期を迎えたのは、この「キリストの降架」の前。
どこかの国の団体さんにガイドさんが「ネロ、アンド パァトラ〜ッシュ・・・」
って説明してたけれど、あのアニメを見てない人たちにどこまでわかるだろう。
日本人観光客の中には、この絵を見て涙を流す人もいるらしい。
「なんだかとっても眠いんだ・・・」と、あのシーンがフラッシュバック。
可哀想なネロとパトラッシュ・・・確かに、胸がきゅーっとなるね。
教会を出て、再び街を散策。
近くに昔ながらの街並が残るエリアがある。「ブラーイケンスハング」という
路地裏は、かつて貧しい人々が暮らしていた場所。
細い路地。いい感じに古びた建物。屋根や窓のあたりなんかは、ヨーロッパの
田舎の風景を思い出させる。ほんの一角だけしか残っていないんだけれど、
この雰囲気、街中では一番好きだなぁ。
さあ、帰りましょう。
インターシティに乗り、ブリュッセルへ。この電車はだいぶ遅れて出発。
タリスへの乗り換え時間に余裕をもたせたはずだったのに、時間がなくなって
しまった。そして私はまたしてもミスを犯してしまう。
「ブリュッセル***」という紛らわしい駅名が3つある。
確か朝、ここから乗ったよねぇ、とひと駅手前で降りてしまったのだ。
降りてから気付いた。「あ。この駅じゃない!」
ただでさえ発車が遅れてタリスの時刻ギリギリなのに、降り間違えるなんて。
山手線みたいにすぐに次の電車は来ない・・・もう、アタシのばかばかばか〜と
階段を駆け上がり、タクシー乗り場へ。
次の列車で、というテもあるけれど、予約をした時に後の列車は結構混んでたし
当日購入だと高いし(事前購入の一番安いやつが往復10,000円位だった)、
何と言っても治安が超悪いと評判の「パリ北駅」に夜遅くなってから着きたく
ない・・・ということで、何としてでも予約のタリスに乗ってやる!
maru「ブリュッセルMIDI駅まで。急いでもらえますか?」
運転手「普通に行って8分で着くけど」
maru「8分じゃダメなの。お願い、4分で行ってーーー!!!」
今思うと、4分で行けって我ながら無茶苦茶なお願い・・・(苦笑)
運転手さんは「ラジ!」とは言わなかったけれど、すんごいドライビング
テクニックを披露してくれた。ブリュッセルの狭い道をギリギリですり抜け、
前方の遅い車(というか普通に走ってるだけなんだが)をあざやかに追い越す。
レーサーばりの運転手さんにちょっと感動です。
駅の近くまでホントに4分で来てくれた。
駅前は渋滞して進めそうもなかったのであとは走ることにする。
「お釣りは、結構です☆」・・・一度言ってみたかったの、このセリフ。
駅までの数十メートルを走る走る。構内を走る走る。
構内に入った段階で出発時間になってしまったのだけれど、イチかバチかに
賭ける。ホームへ駆け上ると、なんと列車はまだホームにいた。
良かった・・・私、実はツイてたのね。
表示を見ると「5分遅延」。なんだよ、走る必要なかったじゃん。
結局、タリスは15分遅れて出発した。タクシー急がせる必要もなかったじゃん。
なんだか結局あわただしくなってしまったベルギー日帰り旅行だった。
ぶっ飛ばすタクシーの車窓からみたブリュッセルの街は、ちょっといい感じだった。
今度はブリュッセルの街を歩いてみたい(走るんじゃなくて)。
<おわり>
ベルギー日帰りの旅*2008年1月
良いですねぇ
僕もいつかは…夢ですね(>_
ユーロ高いですけどねぇ。
いいですね〜、ヨーロッパ旅行。
俺はおとつい砂嵐のモンゴルから帰国しました。
ヨーロッパは食べ物が美味しそうで、うらやましーですね。
モンゴルですか!おかえりなさい。私もいつか行ってみたいです。もちろんパオに宿泊で・・・。
ベルギーではあれでしたが、パリでは美味しく食べてきました。でも私は「麺」と「米」が無いと生きて行けない人間なので、我慢できずにラーメン屋に駆け込みました。パリは日本食のレベルが高いので安心です(笑)